スウェーデン留学体験記①【次男編】

次男の留学先は北欧のスウェーデン。目的も方法も長男とは違いました。

コロナ感染が広がる中、果たして留学できたのか?時系列に沿ってお伝えします。

長男の海外留学体験記①(留学を決意した理由)→コチラ

   海外留学体験記② (エージェントについて)→コチラ

   海外留学体験記③(英語を習得した過程)→コチラ

   

現在、次男も海外で働いています。体験記を書くにあたって、本人から話しを聞きました。

スウェーデンを留学先に選んだ理由

次男
次男

①スウェーデンは「北欧のシリコンバレー」。

有名なグローバル企業(IKEA, H&M ,Spotifyなど)を輩出している国でマーケティングを学んでみたかった。

②ヨーロッパの音楽が好き。スウェーデンにはABBA、アヴィーチ、など素晴らしいアーティストがいる。

③ビジネスも文化も魅力的な国でのダブルディグリー留学で自分の力を試してみたかった。

どのような方法でスウェーデンに留学したのか?

次男は日本の大学に進学しました。

その大学では提携していた海外のいくつかの大学にダブルディグリー制度があったので、自分が行きたかったスウェーデンの大学募集を見つけ、学内の選考に挑戦。

ダブルディグリーというのは、連携先の大学との相互協定により一定の期間中に両大学から学位をもらえる複数学位制度です。

4年間のうち、最初の2年間は日本の大学で学び、残りの2年間を海外の大学で学ぶことになっていました。

選考を通過できれば、提携の海外の大学の授業料が免除(日本の大学に支払う授業料と相殺)

生活費、食費に当たる部分は大学から奨学金として供与されます。

渡航費、海外保険は自己負担でした。

学内選考の基準は、GPA (大学の成績)、TOFEL, TOEIC、面接。

その基準を超えられるように、大学での勉強をがんばりました。

無事に選考を通過した後は、スウェーデンの大学の授業に本当についていけるかどうかを確かめるため、海外の留学生と一緒にディベート中心の授業を受講。

その最中にコロナの感染が広がり、日本の大学の授業がとうとうすべてオンラインになってしまいます。

次男
次男

一人でパソコンに向かって授業を受けていたので、あまり人と会えないことがつらかった。

スウェーデン留学までの日々

最初はコロナはすぐ収束して、予定通りスウェーデンに行けると思っていました。

ただ、状況は悪化するばかり。。。

留学も一年延期に。

留学どころか、世界中が国を閉じ始め、一緒に行く予定だった友人たちも次々に留学をあきらめ始めました。

一生懸命勝ち取った留学への切符は使うことができるのか。もんもんとした日々を過ごすことに。

日本の大学は、現地留学に変わる代替案を模索。

渡航できない代わりとして、オンラインでスウェーデンの大学の授業を受講することになったのです。

現地との時差は8時間。夕方からパソコンの前で授業を受けます。

様々な国の学生とグループワークでビジネスプロジェクトに取り組み成果発表型の授業を受けていました。

ドイツの学生たちと一緒にグループを組み、Zoomでディスカッションをしながらのワーク。

日本人とよく似たお国柄の勤勉で誠実なドイツの学生とは相性が良かったようです。

次男
次男

プロジェクトが終わったら、そのままバイバイになり、もっと交流したかった。

現地に行けばもっと会っていろいろ話せるのに。。。

果たして次男はスウェーデンに行くことができたのか。。。 ②に続く

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