Coursera(コーセラ)のおすすめ講座で「究極の勉強方法」をマスターしよう!

社会に出てからも、それぞれの人が必要なタイミングで教育を受けられる時代になりました。

その方法の一つに費用をかけなくても世界中のトップ大学や教育機関が提供するオンラインコース講座(MOOC)があります。

Courseraはその中で世界最大級のプラットフォームです。

講座数が多く、どのコースを受講しようか迷う人も多いでしょう。

そこで、私が受講してみたオススメのコースを紹介します。

講義動画が面白すぎて、3週間でコースを修了できたほどです(通常は4週間かかるコース)。

Courseraで学習するメリット

  • 世界中の一流大学の講義を自宅で受けることができる。
  • 自分のペースで学べるため、仕事や家庭と両立しやすい。
  • 圧倒的に講座数が多く、希望する分野のコースが見つかりやすい。
  • 完了証や修了証がもらえ、キャリアアップにつながる。
  • 伝統的な大学の学位プログラムに比べて低コストでアクセス可能であり、無料で学べるコースも多数提供されている。

受講してみて面白かったコース

Mindshift : Break Through Obstacles to Learning and Discover Your Hidden Potential

Mindshift: 学習の障害を突破し、隠された潜在能力を発見する

【コースの詳細】

提供大学: マクマスター大学 (カナダ)   

講師: バーバラ・オークリー博士

コース期間: 4週間(週1〜2時間の学習を想定) 言語: 英語(日本語字幕なし)

受講料: 無料(修了証が欲しい場合は有料)

この講義が面白い理由

  • 一つ一つの講義動画が3〜6分ぐらいの長さ。スキマ時間に視聴しやすい。
  • 動画にアニメーションや画像が盛り込まれていて観ていて飽きない。その画像が理解の助けにもなっている。
  • 講師にユーモアがあり、話しの内容に惹き込まれる。
  • 講師の話し方、進め方が絶妙。英語も聴き取りやすい
  • My point is ~ However .For example など接続詞を強調して話してくれるので、大事な話のポイントに注意を向けることができる。

この講義で学んだ内容

このコースを通じて,

自分に合った学習方法を見つけることで、これからの人生においても継続的に学び続ける力が身につきます。

体を使って主体的に活動や対話をしながら(アクティブ)に学んでいくことが大事。

言語を学ぶときは、実際ネイティブスピーカーと話し、テキストで学習したことをアウトプットしながら学習していくと習得が早い。

ダンス、WEBデザインについても、実際に体を動かすことが不可欠。

自分のペースでゆったり学ぶタイプの学習者(slow learner)は、一歩一歩確実に深く学ぶタイプの人間である。

学習者には、他に「飲み込みが早いfast learner」も存在するが、slow learner タイプの人はコツコツ勉強を続けられる人が多い。

slow learner は理解のスピードが遅いので、結果が出るまで時間がかかるが、確実に学習を積み上げながら学ぶことができる。

音楽を聴きながら勉強する場合は、静かな環境音やBGMを取り入れる

勉強中に歌詞がある音楽は、勉強以外の情報を取り込むことになるので、おすすめできない。

静かな環境が苦手な人はコーヒーショップやコーワーキングスペースのような適度に雑音がある環境に身をおくと良い。

一定時間集中して学習したら、少し頭を休めることが大事(ポモドーロテクニックの活用)

作業の生産性を高めるにはポモドーロテクニック(集中する時間と休憩する時間を繰り返すテクニック)を取り入れる。

具体的には、タイマーを25分に設定して、集中する時間を決める。

25分経ったら、5分の休憩を取り、それをくりかえす。

5分の休憩は頭を休めることに使う。ストレッチ、音楽を聴く、コーヒーやお茶を飲むなど。

(ポモドーロとはイタリア語でトマトのこと。)

ポモドーロタイマー(25分、5分の時間が簡単に設定できる)↓

聴覚、視覚、触覚、想像力、あらゆる感覚を使って学習する

自分の学習方法を一つに固執しないこと。さまざまな角度からアプローチすることが大切。

五感を使った学習は複数の感覚が刺激されるので、記憶に定着しやすい。

ポジテイブにサポートし合え、お互いに刺激し合える人と一緒に行動する

一緒にいる人は、あなたの思考。考え方、行動に大きな影響を与える。

あなたは環境で成り立っている。環境を変えれば、あなた自身も変わる。

環境が人を作る

気分が落ち込んだとき、自分の感情に名前をつける(ラベリング)。

負の感情がわいてきたとき、それを言語化すると良い。

具体的に紙に書きだすと自分がどんな感情に振り回されているか客観的に認識できる。

気持ちが安定してストレスが軽減される。

脳の神経細胞は毎日生まれ変わっている。神経細胞を育て、活性化させるキーポイントは、新しいことを学ぶこと。

毎日少しだけ自分のコンフォートゾーン(今あるスキルで対応できる居心地の良い状況)から抜け出す。

例えば、右利きの人が左手で歯を磨くとか、いつもと違うルートで職場まで行くとか、普段と違う料理に挑戦するとか、そんなささいなことでも良い。

新しい学びは老若男女問わず、心身の健康にとても良い影響を与える。

毎日20分でも読書すること

アメリカでは全国学力テストを行なった結果

トップ10パーセントに入る子どもは一日20分の読書をしているという結果が出たそう。

また読書は人間のストレスを解消する効果もあり。

さらに自分の学んでいる分野と関係のない内容の本を読むとよりクリエイティブになる。

大部分の心配事は、実際には起こらない

起こっていないことに不安になるのは「未来」について考えてしまうから。

「いま」に意識を集中させる「呼吸瞑想」はその不安を取り除く効果的な方法である。

成長にはメンター(指導者)の存在が必要

適切なアドバイスや支援をしてくれる人材がいると、学習のモチベーチョンが上がる。

メンターとはウインウインの関係が望ましいが、メンターが顔見知りでなく、相手に恩恵を与えられないのであれば、あなたが次に誰かの役に立てば良い。

無事にコースを修了し、修了証を取得できました!!!

Courseraのコースの効果的な選び方

このコースでは『自分に合ったMOOCの選び方」についてもアドバイスがありました。

それをシェアします。

  • 自分自身の学ぶ目的を決める。
  • Class-Central.comでコースのレビュー、ランキング、スケジューリングを調べる(このサイトはCourseraだけでなく、他のMOOCとの比較もできます)
  • 最初にシラバスにざっと眼を通す。
  • 一週間取り組んで自分に合わなかったら、受講をやめてよい。
  • 一度にたくさんのコースを受講しない。ディープラーニングを目指すなら(深く学ぶためには)、一つのコースに集中した方が良い。

Courseraの授業で必要な英語力

Courseraでの受講に必要な英語力は、コースによって異なります。

英語で提供されるコースの場合、一般的には中級レベルの英語力(TOEFLスコア80点以上など)があると、理解が容易になります。

日本語で受講できるコースや英語で提供されるコースの中には、日本語の字幕が付いているものもあるので初級レベルの英語力の方でも、字幕や追加資料を利用して、コースの内容を理解することができます。

ただ、すべての英語のコースに日本語の字幕があるわけではありません受講コースの詳細ページには、利用可能な字幕言語が記載されていますので、参考にしてください。

今回私が受講したコースは残念ながら、日本語の字幕はありませんでした。

まとめ

個人的には、自分に合わないと思ったら、いつでもコースを替えられるという手軽さが学びのハードルを下げると感じました。

ネット環境、タブレットやパソコンのデバイス、あとはやる気さえあれば、質の高い授業が無料でいつでもどこでも受けられる。

本当に恵まれた時代になりましたね。

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