50代でやっと英語を習得できた記録。その学習法を教えます。

50代でも英語を習得することはできるのでしょうか?

なんと言っても

語学学習は続けることが大事

私も英語の勉強を継続してきて、ようやく自分が目指している完成形に近づいてきました。

好きなことはコツコツ続けることが得意なタイプ。私の性格は、語学学習に合っていたんだと思います。

勉強の過程で、英語のレベルが一段上がった分岐点が何回かあります。

どのような方法で、一段一段レベルをあげてきたか?

その方法をシェアします。

NHKのラジオ講座

小学校5年生の時からNHKの語学番組を聴き続けています。

私の生活の一部で、

もはや歯を磨くことと同等のレベル

聴かないと気持ちが悪いぐらいです。

テキストも安価で、毎日一流の講師から英語を学ぶことができる。

今は便利なアプリもあるので、自分のスキマ時間に聴くことができます。

私の英語力の習得はこのラジオ講座なしでは語れません。

今聞いているのは、「ラジオ英会話」「ニュースで学ぶ現代英語」です。

(視聴可能な語学アプリ)

「ラジオ英会話」は単語や文法がとてもわかりやすい形で学べます。

高校生や中学生に文法を教える機会が多い私にとって、とても学びが多い番組です。

「ニュースで学ぶ現代英語」はテキストがなく、web上にスクリプトが掲載されているので実質タダ?で学習できるのです。

レベルの高い英文や反訳トレーニングなど質の高い英語に触れることができます。

英検1級の2次試験突破のためにもがいた経験

ラジオ講座を続けてきて、英語のスピーキングにはある程度自信がありました。

その自信は、見事にこの英検1級の2次試験に挑んだ時に打ち砕かれることに。

私はこの2次試験に2回落ちています。1次試験に合格すれば、1次免除可能な期間は1年間です。1年に3回試験があることを考えると免除の恩恵を受けるにはギリギリセーフでした。

面接試験の内容は

自己紹介などのスモールトークの後、日本人とネイティブスピーカーの面接官から、5問時事ネタのトピックが書かれた紙が出されます。

自分が話せそうなお題を一問選んで、1分間の間にそのスピーチの構成を頭で考え、その後選んだトピックについて2分間のスピーチ。

1分なんて、トピックの問題読んでいるだけであっという間に過ぎる短さです。

合格した時の5問のお題は「国家の分断」、「カーボンニュートラル」、「警察権力」、「インターネットの匿名性は過去の産物か」(後一つは記憶にありません。)だったと思います。

私は「インターネットの匿名性」についてスピーチをしました。

その後スピーチした内容について質疑応答。

以上が面接試験のおおまかな内容です。

当時面接対策で、オーストラリア人の先生のレッスンを受講していました。

その先生から受けたのは「自分の声を録音して聞いてみて、どこが良くないのか自分で認識することから始めるといい」というアドバイス。

自分の声を聴くことは、とても恥ずかしかったけれど、これはやってよかった勉強法です。

ひたすら家事や仕事の間に独り言のようにつぶやいて、スマホに自分の声を録音していました。

この壁を乗り越えて、スピーキングの力は爆上がり。

やはり自分をアップデートするためにはある程度の負荷が必要でした

リスニングトレーニング方法の記事

日常会話も意外とむずかしい。

1級の試験の壁を乗り越えて、英語を話すことに対して自信がつきました。

ただ、オンライン英会話の先生と話している時に言葉に詰まるときがありました。

スピーチ練習ばかりしていたので、小難しいトピックについては話せますが、意外と日常生活で使う表現がでてこない。

例えば、「もっとしっかりしなきゃ!」とか。「しっかり?」ってなんて表現するんだ???

たくさんの単語や表現を知っていても、すぐピッタリ当てはまる言葉が見つからないのです。

料理のレシピを説明するのも意外と難しいです。「煮込む?」とか「イチョウ切り?」とか。

そこで、「独り言英語フレーズ」の本を1冊暗記するようにしました。

それに取り組んだら、

言葉に詰まることがほとんどなくなりました。

Distinctionの単語帳の著者で有名なATSUさんも独り言はスピーキングの力を上げるためには有効な方法だとおっしゃっています。

私が取り組んだ本はコチラです。

まとめ

1級の試験の面接官役を長男にやってもらったことがあります。

「あーあ全然ダメだ。」って泣き言を言った時、長男から、「そんな付け焼き刃的な練習だけで急にペラペラ話せるわけがない」と言われました。

4年間試行錯誤しながら、英語を高いレベルまで持っていった彼の言葉には重みがありました。

それもそうだな。。。一歩一歩前進したり後退しながら力をつけるしかない!!!

こうして自分でもがいた経験は生徒たちを教えるときに必要なことだったし、長い時間かけて習得したスキルは私の財産です。

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