対話型AI、特にChatGPTやBardを英語学習にどう活用すればよいのか、
頭を悩ませていませんか?
最大限に活用するポイントは、
適切な「プロンプト」の作成にあります。
“プロンプト”とは、何かを”促す”または”指示する”ということ。
こちらが欲しい回答を得るためには、
AIに対してどのように文字で指示を打ち込むかが、大事です。
この記事では、
英語学習に便利なプロンプトの文章の紹介と、
それをどう英語学習に活用すれば良いのか
その方法をお伝えします。
英語学習に便利なプロンプトの文章の紹介
『英語学習におすすめのプロンプト」については、
生成AIの業界最大メディアである
プロンプトエンジニア専門誌『PROMPTY』のこちらの記事を参考にしました。
英語学習にも役立つ有益なAIの使い方の情報を得ることができるサイトです

「PROMPTY」サイトの「プロンプト」をどのように英語学習に活用するのか?
単語をトピックごとにまとめておくと、
英文でエッセイを書いたり、
スピーチの原稿を書く時にとても便利です。
たとえば、
英検準1級や1級の英作文の問題や
面接のトピックはさまざまな分野から出題されます。
特に英検1級の場合
自然科学、経済、人権、医療、テクノロジー、教育、環境問題、政治、犯罪など
内容がとても広範囲です。
それぞれの分野で頻出の単語があり、
覚えなくてはいけない語彙も膨大にあります。
トピックごとに簡単に単語をまとめて、
自分用の単語帳を作っておくと、
関連のない単語をバラバラに覚えるより
頭がスッキリ整理されます。
自分で単語帳を作成するのは、労力がかかります。
そんな時に便利なのが、
「PROMPTY」サイトに載っている
英語の単語用の「プロンプト」です。
上記の記事に載っているプロンプトの文章を引用しました。
命令書
これから以下の#条件に従って、単語を出力して下さい。
条件
・単語は下記の#単語の分野に関係した単語を出力する。
・単語の日本語での意味を出力する。
・出力は下記の#出力形式に従って忠実に出力する。
・単語は10個出力する。
・単語は表形式で出力する。単語
・[自由記述]分野に関係する単語
出力形式
表形式で出力する。
「PROMPTY」サイトの「プロンプト」
1列目:英語
2列目:日本語訳
このプロンプトをコピーして、
ChatGPTの質問欄に貼り付け、[自由記述]の箇所に→「人口問題」と入力して質問してみました。
回答はこちら

表形式で出力されるので、とても見やすいです。
そのまま単語帳としても使えそう。
さらに「気候変動」の問題に関連する単語も出力してもらいました。
単語数を10→20に替えています。
単語数を自由に替えて、
覚えたらだんだんと数を増やしていってもよいですね。

その問題に特有な単語をたくさん覚えておくと、長文読解を読み解くスピードも速くなりますよ。

英語の言い換え表現(パラフレーズ)も考えてくれる。
英語は、
同じ単語や表現を繰り返すことを避ける言語です。
エッセイを書くときも
スピーチをするときも、
できるだけ以前に使った単語や表現を使わないことが望ましいとされています。
そのためには
多くの
言い換え表現(パラフレーズ表現)を
知っておくことが大切なのです。
よく使うパラフレーズ表現もまとめておくと便利ですね。
先ほどの「プロンプト」の文章を少しアレンジしています。
具体的には
全ての「単語」→「表現」に替えました。
「〜と関連がない」という表現の
パラフレーズ表現を5つ考えてもらいました。

回答はこちら

さらに
「自分の意見を述べる時」に使う表現も
5つ考えてもらいました。
I think〜しか頭に浮かばないという人には
とても参考になる表現ばかりです。

まとめ
英作文の練習をしていると、
常にどのように言い換えをしようかと悩みます。
個人的には、
さまざま言い換え表現(パラフレーズ)を簡単に学習できる使い方はとても便利だと思いました。
『PROMPTY』のサイトには多様な分野で役立つ記事やプロンプトが掲載されています。
これらのリソースを便利に活用し、勉強や仕事の効率化を図っていきたいものです。