ChatGPTを英語学習に活用したアプリを探している人はいませんか?
そんなあなたには、最近SNSでも話題になっているChatGPT4を活用した英会話アプリ「スピーク」がオススメです。
時間に拘束されず、スキマ時間に学習できるメリットがあるだけでなく
このアプリの目玉であるAIとの会話が、表現力を向上させるのに一役買います。
実際利用してみた感想をシェアします。

基本レッスンは
「超初級コース」
「初級コース」
「中級コース」と分かれています。
レッスンは以下の手順で進んでいきます。
- ある英語表現を取り上げて、それについてビデオで講師の解説がある。
- 学習した表現を使って、スピーキングドリルでくり返し文章を作る。
- ネイティブ講師との実践英会話練習がある。
講師の解説
日本語と英語を使って、表現の使い方についての解説があります。
どんな場面で使うのか分かりやすく説明されています。
ネイティブが使うこなれた表現を学ぶことができるのが良いと感じました。
スピーキングドリルでくり返し練習
英語の単語や表現は一度学習しただけでは、なかなか頭に残りません。
記憶を定着させるには、
くり返し練習が大切になってきます。
ここでのドリル学習は
くり返し同じ表現を使って、
文章を作る練習する仕組みになっているので、
一回分の学習が終わる頃には、
すっかり頭に学習した表現が残っています。
ネイティブとの実践会話練習
極めつけは、
ネイティブスピーカーとの実践会話練習です。
講師が画面に登場し、
その講師と学習した表現を使って会話練習をします。
講師の先生が豊かな感情表現をされるので、本当にそこにいるような雰囲気の中、
会話が進みます。
記憶定着のため、インプット、アウトプットのバランスよくできていると感じました。
オンライン英会話の場合、事前にレッスンの予約が必要です。
また、人気の講師はなかなか予約が取れませんよね。
このアプリは自分の空き時間を使っていつでもどこでも効率よく学習できます。
何といってもこの「Speak」の目玉は
AIとの会話。
その中で私が気に入っているのは、
自分で自由にシナリオを決めて会話の練習をするフリートークという項目です。
まず、「フリートーク」をタップして誰と何を話すかを自分で設定。

私は教育の分野に興味があるので、教育制度が優れていると言われる「フィンランドの小学校の先生」を会話の相手に設定してみました。

自分の役→日本の小学校先生
AIの役→フィンランドの小学校の先生
テーマ→日本とフィンランドの教育の比較について
というシチュエーションです。
「スタート」を押すと、AIが話し始めました。
私はそれに対して何らかのリスポンスをします。
どう返答して良いかわからない場合は「ヒント」をタップ。

するといくつかの提案をしてくれます。

ヒントを使うと良いスコアが出ませんが、自力で会話を終えると、良い評価をしてくれました。
AIの話し方がとても自然で、まるで本物の人間と話している感覚に。
こちらが答えた文章は文字起こしをしてくれます。
会話が終わると評価が示され、さらに改善点として、より良い表現を提示してくれます。


ライテイングにも使えそうな文章です。
自分で場面の設定が考えつかない場合は、「ランダム」ボタンを押すと、さまざまなシチュエーションを自動的に設定してくれます。
- 有名人にインタービューする擬似体験
- 海外旅行の際のさまざまな場面でのシュミレーション
- ビジネスシーンの予行演習
- スピーキングの試験対策
などの場面設定をしても面白いかもしれません。
AI講師もレベル別に分かれているので、簡単なレベルの内容も選ぶことができますよ。

実際の会話の場で、このアプリで学んだ表現を使っていくことで、どんどん自分の使う言葉が洗練されていくでしょう。
他にもAIに指示する言葉(プロンプト)を工夫することで、英語学習を効率化することができます。
プロンプトの文章をうまく活用して、自分だけの単語帳を作ったり、言い換え表現をAIに考えてもらう方法も参考にしてみてください。